
人の力で創る万博:見えないところで働く英雄たち
大阪万博2025の成功は、来場者の目に見える華やかな展示やイベントだけではなく、その陰で懸命に働く数多くの人々の努力と献身によって支えられています。運営スタッフ、ボランティア、建設作業員、警備員、清掃員、医療従事者、技術者など、約15万人もの人々が万博の成功のために力を尽くしています。
万博関係者数
- 運営スタッフ:約2万人(正職員・契約・派遣)
- ボランティア:約8万人(一般・専門・学生)
- 建設・設営:約3万人(建築・電設・造園等)
- 警備・安全:約1万5千人(警備・消防・警察)
- その他サービス:約1万5千人(清掃・飲食・物流等)
多様な専門性
- 国際的イベント運営の専門家
- 多言語対応・文化理解のスペシャリスト
- 最新技術・デジタルシステムの技術者
- 大規模施設の建設・維持管理プロフェッショナル
- 来場者サービス・ホスピタリティの専門職
国際協力による人材結集
万博は日本国内だけでなく、世界各国からの人材協力によって実現されています。各国政府派遣の専門家、国際機関からの技術協力、多国籍企業からの専門スタッフ、海外からのボランティア参加者など、真に国際的な人材の結集により、世界最高水準のイベント運営が実現されています。
地域コミュニティとの連携
万博は関西圏全体のコミュニティと密接に連携して運営されています。地元自治体職員、地域住民ボランティア、商工会議所・観光協会などの経済団体、学校・大学などの教育機関、NPO・市民団体など、地域の多様なステークホルダーが万博の成功に向けて協力しています。
次世代人材育成の場
万博は、若い世代にとって貴重な学習・成長機会でもあります。大学生・高校生のインターンシップ、職業体験プログラム、国際交流・語学実践の機会、プロジェクトマネジメント・チームワーク・リーダーシップの経験など、万博での経験が次世代のグローバル人材育成に大きく貢献しています。
運営スタッフ:万博を動かすプロフェッショナル
万博協会・組織委員会
2025年日本国際博覧会協会(万博協会)は、万博全体の企画・運営を統括する中核組織です。約2,000名の専任職員が、政府・自治体・民間企業から派遣され、国際博覧会の企画・調整・運営に専従しています。会場計画、展示企画、国際調整、広報宣伝、来場者サービス、安全管理など、万博の全分野にわたって高度な専門性を持つスタッフが配置されています。
運営部門
- 企画・調整:全体企画・国際調整・パビリオン調整
- 会場運営:施設管理・来場者サービス・イベント運営
- 広報・マーケティング:宣伝・PR・チケット販売
- 国際関係:外交・通訳・国際協力
- 技術・システム:IT・通信・デジタル化
専門職種
- 国際博覧会プロデューサー・ディレクター
- 多言語通訳・翻訳コーディネーター
- 大規模イベント運営マネージャー
- 文化・芸術プログラムキュレーター
- 技術・イノベーション推進専門家
各国パビリオン運営チーム
170カ国・地域の各パビリオンには、それぞれ専属の運営チームが配置されています。本国政府からの派遣職員、現地採用スタッフ、専門コンサルタント、文化専門家などで構成されるチームが、自国の文化・技術・価値観を最大限効果的に発信するため、展示企画から日常運営まで責任を持って担当しています。
企業パビリオン・民間事業者
大手企業のパビリオンや各種民間サービスの運営には、企業の専門スタッフが投入されています。最新技術の展示・実演、企業ブランディング、来場者体験の最適化、ビジネスマッチング、国際展開などの専門業務に、各企業のトップタレントが配置され、企業の技術力・サービス力を世界に発信しています。
技術・システム運営チーム
万博の先進的なデジタル技術・システムを支える技術チームも重要な存在です。5G/6G通信インフラ、AI・IoTシステム、VR/AR技術、デジタル決済、セキュリティシステム、ビッグデータ解析など、最新技術の安定運用と継続的改善に、国内外の優秀な技術者・エンジニアが従事しています。
ボランティア:万博を支える市民の力
一般ボランティアプログラム
大阪万博2025には約8万人のボランティアが参加し、万博の成功を支えています。来場者案内、多言語サポート、イベント補助、清掃・環境美化、緊急時対応など、多岐にわたる活動に市民が自発的に参加しています。年齢・職業・国籍を問わず、万博の理念に共感する多様な人々が、無償の奉仕精神で万博に貢献しています。
ボランティア活動分野
- 案内・接客:来場者案内・道案内・情報提供
- 多言語サポート:通訳・翻訳・外国人支援
- イベント支援:式典・公演・展示サポート
- 教育・文化:子ども向けプログラム・文化体験
- 環境・清掃:会場美化・ごみ分別・環境保護
参加者属性
- 学生(高校生・大学生・大学院生):40%
- 社会人(20-50代):35%
- シニア(60代以上):20%
- 外国人・海外在住者:5%
- 専門技能保有者(通訳・医療等):10%
専門ボランティア・スキルドボランティア
一般ボランティアに加えて、専門的なスキル・資格を持つ専門ボランティアも重要な役割を果たしています。医師・看護師などの医療ボランティア、通訳・翻訳の言語ボランティア、IT・エンジニアリングの技術ボランティア、文化・芸術の専門ボランティアなど、プロフェッショナルな知識・技能を活かした高度なボランティア活動が展開されています。
学生ボランティア・次世代育成
大学生・高校生の学生ボランティアは、万博参加を通じた学習・成長機会として特に重視されています。国際交流・異文化理解、外国語実践、イベント運営・プロジェクト管理、チームワーク・リーダーシップ、社会貢献・市民参加など、学生にとって貴重な実践学習の場となっており、次世代のグローバル人材育成に大きく貢献しています。
企業・団体ボランティア
個人だけでなく、企業・団体による組織的なボランティア参加も活発です。企業の社会貢献活動(CSR)、従業員のボランティア休暇制度、NPO・市民団体の組織参加、労働組合・業界団体の集団参加など、組織の力を活かした大規模で継続的なボランティア活動により、万博運営の安定性と質の向上が図られています。
建設・設営関係者:万博会場を創り上げる職人たち
建築・土木工事従事者
万博会場の建設には、約3万人の建設関係者が従事しています。パビリオン建設、インフラ整備、造園・緑化、電気・通信設備、上下水道・ガス設備など、巨大な万博会場を一から創り上げる大規模工事に、日本全国から集結した熟練の職人・技術者が取り組んでいます。
建設分野
- 建築工事:パビリオン・管理棟・倉庫建設
- 土木工事:造成・道路・橋梁・護岸工事
- 電気・通信:配電・照明・通信・放送設備
- 機械・空調:空調・換気・給排水・消防設備
- 造園・緑化:植栽・庭園・水景・外構工事
専門技能者
- 宮大工・伝統建築職人(日本館等)
- 最新技術対応電気・通信技師
- 環境配慮型設備・省エネ専門家
- 国際基準対応建築・安全管理者
- ユニバーサルデザイン・バリアフリー専門家
伝統技能と最新技術の融合
万博会場の建設では、日本の伝統建築技能と最新建設技術の融合が特徴的です。日本館をはじめとする木造建築には、宮大工・左官・瓦職人などの伝統職人が参加し、日本古来の技術を現代に継承しています。一方で、環境配慮型建築、スマートビルディング、最新の耐震・免震技術なども導入され、伝統と革新の調和した建設プロジェクトとなっています。
国際協力による建設プロジェクト
各国パビリオンの建設には、それぞれの国の建築文化・技術を反映した国際的な建設プロジェクトが展開されています。現地から招聘された建築家・職人、本国特有の建材・工法の導入、文化的・宗教的要求への対応、国際的な安全・品質基準の調整など、グローバルな協力により多様で魅力的な建築群が実現されています。
持続可能な建設・環境配慮
万博建設は、環境負荷最小化と持続可能性を重視した「グリーン建設」として実施されています。省エネルギー・省資源建設、リサイクル材の積極使用、建設廃棄物の削減・再利用、騒音・振動・粉塵の抑制、工事車両の排出ガス削減など、環境に配慮した建設手法により、次世代建設業のモデルケースを提示しています。
警備・安全管理:来場者の安全を守る守護者
総合的安全管理体制
年間2,800万人が来場する万博の安全確保は、国家レベルの重要課題です。警察・消防・海上保安庁などの公的機関と、民間警備会社が連携した総合的な安全管理体制により、テロ・災害・事故・犯罪・感染症など、あらゆるリスクに対応した24時間体制の警備が実施されています。
警備・安全要員
- 警察:約3,000名(機動隊・警備・交通・刑事)
- 民間警備:約8,000名(施設・雑踏・貴重品)
- 消防:約2,000名(消防・救急・災害対応)
- 海上保安:約1,000名(海上・水際警備)
- 医療:約1,500名(救急・医療・感染対策)
安全管理技術
- AI監視カメラ・顔認証システム
- 金属探知機・X線検査・爆発物検知
- ドローン警備・上空監視
- サイバーセキュリティ・ネットワーク防御
- 群衆制御・避難誘導システム
国際的警備協力
万博の警備には、世界各国の警察・治安機関との国際協力も重要な要素です。テロ対策情報の共有、不審者・要注意人物の事前把握、各国要人警護の協力、国際犯罪・サイバー攻撃への共同対処、緊急時の領事館・大使館との連携など、国際的なネットワークにより多層的な安全確保が図られています。
災害・緊急時対応体制
地震・津波・台風・火災などの自然災害や緊急事態に備えて、包括的な災害対応体制が構築されています。早期警戒システム、避難誘導計画、緊急放送・通信システム、備蓄物資・応急医療体制、救援ヘリ・船舶の配置、近隣自治体・医療機関との連携など、あらゆる緊急事態に対応できる準備が整えられています。
感染症対策・公衆衛生管理
COVID-19の経験を踏まえ、感染症対策・公衆衛生管理も重要な安全管理項目です。健康チェック・体温測定、手指消毒・マスク着用推奨、換気・消毒の徹底、密集・密接・密閉の回避、感染者発生時の迅速対応、保健所・医療機関との連携など、感染症リスクを最小限に抑制する対策が実施されています。
サービス・サポートスタッフ:おもてなしの心で支える人々
清掃・環境美化スタッフ
万博会場の清潔さと美しさを維持するため、約5,000名の清掃・環境美化スタッフが24時間体制で活動しています。会場内の清掃、ごみ収集・分別、トイレ清掃・補充、緑地・植栽の管理、環境モニタリングなど、来場者が快適に過ごせる環境づくりに献身的に取り組んでいます。
清掃・美化業務
- 日常清掃:会場内・通路・施設の清掃
- 廃棄物管理:ごみ収集・分別・リサイクル
- 衛生管理:トイレ・洗面・給水設備清掃
- 緑地管理:植栽・芝生・花壇の維持管理
- 特別清掃:イベント後・悪天候後の集中清掃
飲食・小売サービス
- レストラン・カフェ・売店スタッフ
- フードコート・屋台運営者
- お土産・グッズ販売員
- 飲食衛生・品質管理責任者
- 多言語対応・外国人接客スタッフ
飲食・小売サービススタッフ
万博会場内の約800店舗の飲食・小売店では、約1万名のサービススタッフが働いています。世界各国の料理提供、地元関西グルメの紹介、万博限定商品の販売、多言語での接客サービス、食品安全・衛生管理など、来場者の食・買い物体験を充実させるため、高いサービス品質を維持しています。
交通・輸送サービススタッフ
万博会場への交通・輸送を支えるスタッフも重要な存在です。電車・バス・船舶の運転士・車掌、駅員・案内係、交通整理・誘導員、駐車場管理員、荷物配送・宅配業者など、来場者の円滑な移動と荷物搬送をサポートしています。特に、多言語対応や観光案内を兼ねたサービス提供により、外国人来場者にも親切な対応を心がけています。
情報・通信サービススタッフ
万博のデジタル技術・情報サービスを支える技術スタッフも数多く活動しています。Wi-Fi・通信インフラの管理、デジタルサイネージ・情報表示の運用、スマートフォンアプリのサポート、SNS・ウェブサイトの更新、多言語翻訳・通訳サービス、ITヘルプデスクなど、来場者の情報アクセスとデジタル体験をサポートしています。
国際協力・文化交流:世界をつなぐ架け橋となる人々
外交・国際関係スタッフ
170カ国・地域が参加する万博では、外交・国際関係の専門スタッフが重要な役割を果たしています。外務省・経済産業省などの政府職員、各国大使館・領事館スタッフ、国際機関派遣職員、国際会議・儀典の専門家などが、参加各国との調整、要人接遇、国際イベントの企画・運営、文化・経済交流の促進に従事しています。
国際協力分野
- 外交調整:政府間協議・条約・協定調整
- 要人接遇:首脳・閣僚・王室メンバー対応
- 文化交流:文化プログラム・芸術交流企画
- 経済協力:貿易・投資・技術移転促進
- 多国間協議:国際機関・地域機構との調整
言語・通訳サービス
- 同時通訳者(国際会議・VIP対応)
- 多言語案内・翻訳スタッフ
- 手話通訳・要約筆記者
- 文化・専門分野通訳
- AI翻訳・デジタル通訳システム運用者
文化・芸術プログラムスタッフ
万博の文化・芸術プログラムには、世界各国のアーティスト、キュレーター、プロデューサー、技術スタッフが参加しています。伝統文化の保存・継承専門家、現代アート・メディアアートの創作者、舞台・音楽・映像の制作者、文化教育・ワークショップの指導者などが、文化の多様性と創造性を世界に発信しています。
学術・研究交流コーディネーター
万博は学術・研究交流の重要な場でもあり、大学・研究機関の研究者、国際学会・シンポジウムの企画者、技術移転・産学連携のコーディネーター、科学技術外交の専門家などが活動しています。最新研究成果の発表、国際共同研究の促進、技術・知識の移転、次世代研究者の育成など、知的交流の促進に貢献しています。
NGO・市民社会連携
政府・企業だけでなく、NGO・市民社会との連携も万博の重要な特徴です。国際NGO・市民団体の活動家、社会起業家・ソーシャルイノベーター、持続可能性・環境保護の専門家、人権・平和活動の推進者、教育・福祉分野のボランティアなどが、万博を通じて社会課題の解決と市民参加の促進に取り組んでいます。
地域コミュニティ:関西の力を結集
自治体・行政職員
万博の成功には、大阪府・市をはじめとする関西圏の自治体・行政職員の協力が不可欠です。万博誘致から開催準備、会期中の運営支援、万博後のレガシー活用まで、長期にわたって自治体職員が万博に関わっています。都市計画・交通政策、観光振興・地域経済活性化、教育・文化振興、国際交流・姉妹都市連携など、多分野での行政サポートが提供されています。
関西自治体連携
- 大阪府・市:万博開催地としての総合調整
- 京都府・市:文化・観光プログラム連携
- 兵庫県・神戸市:交通・宿泊・国際化支援
- 奈良県:歴史・文化遺産の活用
- 和歌山県:自然・食文化の発信
地域産業・経済界
- 関西経済連合会・商工会議所
- 観光協会・旅行業界
- 製造業・技術企業
- 飲食・小売・サービス業
- 建設・不動産・金融業
地域住民・市民参加
万博は地域住民・市民の理解と協力なしには成功しません。地域住民による万博ボランティア参加、まちづくり・美化活動、外国人観光客への道案内・案内サポート、地域文化・歴史の紹介、ホームステイ・民泊による宿泊支援など、市民レベルでの草の根的な万博支援活動が活発に行われています。
教育機関・学校関係者
関西圏の教育機関・学校も万博を積極的に活用・支援しています。大学・高校の万博研究・教育プログラム、学生・生徒の万博ボランティア参加、修学旅行・校外学習での万博見学、国際交流・姉妹校連携の促進、万博を題材とした研究・卒業論文、教員研修・教育プログラム開発など、教育的価値の最大化に取り組んでいます。
文化・芸術・スポーツ団体
関西の豊かな文化・芸術・スポーツ資源も万博で活用されています。伝統芸能・民俗芸能の保存団体、現代芸術・文化創造団体、スポーツクラブ・競技団体、音楽・演劇・ダンスグループ、祭り・イベント主催団体などが、万博での文化プログラム実施、地域文化の発信、国際交流・協力に参加しています。
未来への継承:万博を支えた人々のレガシー
人材育成・キャリア形成への影響
万博で活動した人々にとって、この経験は貴重な人材育成・キャリア形成の機会となります。国際的なイベント運営の経験、多文化チームでの協働、最新技術・システムの習得、危機管理・問題解決能力の向上、語学・コミュニケーション能力の発達など、万博での経験が参加者の長期的なキャリア発展に大きく寄与します。
スキル・能力向上
- 国際協力:多文化理解・国際調整・外交感覚
- イベント運営:大規模企画・プロジェクト管理
- 技術習得:最新IT・デジタル技術・AI活用
- 言語能力:多言語コミュニケーション・通訳
- リーダーシップ:チーム運営・危機管理・意思決定
キャリア発展
- 国際機関・外交機関への就職・転職
- グローバル企業での国際業務
- イベント・観光産業での専門職
- 教育・研究分野での国際協力
- 起業・社会起業・コンサルティング
ネットワーク・人脈形成
万博での活動を通じて形成される人的ネットワークは、参加者にとって生涯の財産となります。国内外の多様な分野の専門家、各国政府・企業・団体関係者、志を同じくするボランティア仲間、地域住民・市民活動家など、万博を通じて築かれた人間関係が、将来の国際協力・事業協力・社会活動の基盤となります。
社会貢献・市民参加意識の向上
万博でのボランティア・社会貢献活動は、参加者の市民意識・社会参加意識を大きく高めます。国際理解・多文化共生への理解、環境・持続可能性への関心、社会課題解決への参加意欲、地域コミュニティへの貢献意識、次世代育成・教育への関心など、万博体験が社会全体の市民力向上に寄与します。
次世代イベント・国際協力への継承
万博で蓄積された運営ノウハウ・人材は、今後の国際イベント・国際協力事業の重要な資産となります。2030年札幌冬季五輪(招致中)、その他の国際会議・文化イベント、海外での万博・国際イベント支援、開発途上国での技術協力・人材育成など、万博の経験と人材が世界各地で活用され、日本の国際貢献力向上に寄与します。
感謝と顕彰:万博を支えた人々への敬意
万博功労者表彰制度
万博の成功に特に大きく貢献した個人・団体に対しては、「万博功労者表彰」により感謝の意を表しています。長期間にわたる献身的な活動、革新的なアイデア・技術の提供、国際協力・文化交流の促進、地域活性化・社会貢献への寄与などを基準として、政府・万博協会・自治体レベルでの表彰が行われています。
表彰カテゴリー
- 運営貢献賞:万博運営への長期・献身的貢献
- 技術革新賞:技術・イノベーションでの貢献
- 国際協力賞:国際交流・協力での貢献
- 文化振興賞:文化・芸術プログラムでの貢献
- 社会貢献賞:ボランティア・地域貢献での貢献
記念・顕彰事業
- 万博記念品・感謝状の贈呈
- 功労者名簿・記録集の作成
- 記念植樹・記念碑設置
- 万博ミュージアムでの功労者紹介
- 後世への経験・ノウハウ継承
ボランティア感謝祭・交流イベント
万博ボランティアに対しては、定期的な感謝祭・交流イベントを開催し、労をねぎらうとともに、ボランティア同士の交流と絆の深化を図っています。活動報告会・体験談の共有、各国文化の紹介・交流パーティー、万博限定記念品の贈呈、ボランティア継続・社会参加への奨励、次世代ボランティア育成への協力依頼などが行われています。
万博記録・アーカイブ事業
万博を支えた人々の活動・貢献を後世に伝えるため、包括的な記録・アーカイブ事業を実施しています。インタビュー・オーラルヒストリーの収集、活動写真・映像の記録、体験談・エピソードの収集、万博運営マニュアル・ノウハウの文書化、デジタルアーカイブの構築など、万博の人的資産を永続的に保存・活用できる仕組みを整備しています。
万博レガシー継承プログラム
万博で活動した人々の経験・ネットワークを、今後の社会発展に活用するレガシー継承プログラムも実施されています。国際協力・ボランティア活動の継続支援、次世代リーダー・グローバル人材の育成、地域コミュニティ・市民社会の活性化、国際イベント・文化事業での経験活用、万博精神・理念の社会への浸透など、万博で培われた人的資産の社会還元を進めています。